ビタミンDと神経発達
まとめ:ビタミンD欠乏症は脳の発達に影響を与えます。特に妊婦と子供においてビタミンDの補給が重要です。
適切なビタミンDレベルは、骨の健康に重要であると長い間考えられてきました。過去20年間のデータは、ビタミンD欠乏症が脳 ...
<症例>部分てんかんのニューロフィードバックによる改善例
26歳、女性、前頭葉てんかん
20歳の秋に発症されたの方です。初回発作は家族が確認して、右斜め上に身体を曲げるフェンシングスタイルから、二次性全般化して大発作に至りました。その後の発作の頻度は、年に数回から1回程度で現在漸 ...
<症例>LENSによる難治性てんかんの改善例
34歳 男性 難治性てんかん
1歳より、難治性てんかん発作があり、発作回数は長年に渡り月80回前後でした。
X年7月よりLENSを週1回の頻度で実施したところ、月30回前後に減少して来ており、投薬量を2/3に減 ...
てんかんの食事療法の選択プラン
てんかんの食事療法の変遷は、食事療法を中断してしまうドロップアウトの歴史とも言えます。人は食欲には勝てないので、低糖質・高脂肪食の継続は難易度が高いのが現実です。
自分に合う食事方法を、組み合わせて選択して行く方法がありま ...
てんかんの食事療法の変遷
てんかんのケトン食療法は、断食するとてんかん発作が抑制されることから、1911年に最初に提唱された食事法です。(1911年、Guelpa&Mrie)
脳のエネルギー源として、糖質の代わりにケトン体を人為的に活用でき ...
<症例>LENSによるめまい、眼振の著効例
長年会社員として働いている30代女性の方ですが、感冒を契機としてめまい、異常眼球運動を発症して長期休職となりました。大学病院やめまい専門外来を受診しましたが原因が分からず、当院に初診となりました。
当院にて栄養学的な検査、 ...
バルプロ酸によるカルチニン欠乏症→高アンモニア血症となる機序
抗てんかん薬、感情調節薬として使われるバルプロ酸ナトリウム(VPA)は、カルニチン欠乏症となり、その結果として高アンモニア血症の副作用を起こすことが稀にあります。
カルニチン欠乏症の作用機序は、VPAがバルプロイルカルニチ ...
ホモシステイン〜抗てんかん薬との関係
VPA(バルプロ酸)、PHT(フェニトイン)、GFT(グルタミン酸フォルミルトランスフェラーゼ)
てんかんの方が妊娠の可能性がある場合は、葉酸を服用することがガイドラインで決められています。
葉酸は、肝臓の葉酸 ...