栄養
セカンドミール効果の誤解(食物繊維)
食事を抜いた後は、大きな血糖値のスパイクが出現します。 これの原因ですが、 糖質は、小腸において拡散によって、吸収されます。 この時に食物繊維の有無で、吸収が変わってきます。 食物繊維が多いと、血糖値は上がりにくいです。 […]
セカンドミール効果の誤解(インスリン抵抗性)
インスリン産生(C-peptide)、インスリン分泌(インスリン)、血糖値の関係を見ると、 インスリン産生:朝食あり>朝食なし インスリン分泌:朝食あり>朝食なし 血糖値の乱高下:朝食あり<朝食なし インスリン抵抗性とは […]
セカンドミール効果の誤解(肥満の解消)
2型糖尿病の人を対象としてます。食事内容はどれも同じです。 701±8 kcal; 20% fat, 54% carbo- hydrates, 26% protein, 7% fiber 食事を抜くと、次の食事 […]
世界の平均寿命と所得水準
日本については、東北大学名誉教授の近藤正二先生の研究報告があります。 米偏食大食の住民は、一般に早老であり、脳卒中による若死が非常に多い。東北地方とくに秋田県の米作村はその好例で、40歳頃から脳卒中が多発し、また60歳ご […]
トランス脂肪酸の見分け方
トランス脂肪酸はあらゆる加工食品に含まれていますので、完全に避けるのは不可能です。 不飽和脂肪酸の加工や加熱で発生してきます。 いかに摂取量を減らせるかがポイントになります。 個人がどこまでリスクを避けるかという問題にも […]
トランス脂肪酸の問題は、アラキドン酸カスケード
植物油は、n-6系のリノール酸に属していますが、アラキドン酸を経て、炎症や血栓を起こし、結果として動脈硬化を促進すると言われています。 脂肪酸の中で、外からの摂取が必要な必須脂肪酸は、n-6系とn-3系です。 現代人はn […]
ケトン食療法の禁忌について
一般的には、肝硬変や肝臓がんを抱える患者さんや、1型糖尿病の人には、ケトン食療法は適用できないと言われています。 ケトン体を合成し、全身に送り出す役割を担う肝臓の機能が不十分であれば、ケトン体を産生出来ませんので、難しい […]
癌に対するクエン酸投与について
癌細胞はグルコースしかエネルギーとして使えません。 この図の反応が、激しく起こって、身体に乳酸が蓄積してきます。 クエン酸は、この乳酸脱水素酵素(LDH)を阻害しますので、ピルビン酸→乳酸の反応を抑制します。 身体のエネ […]
癌の栄養療法(モデル案)
以下は、自宅での経口摂取のみを想定したひとつのモデル案です。 ケトン食療法が実践できてケトジェニックになっていることが、大きなポイントです。 https://rainafterfine.com/2019/03/30/po […]