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食物繊維と便秘

食物繊維と便秘に関しては論文は多くはありません。 2012年にYangらは、過去の質の高いRCT5件の論文を解析して、食物繊維の摂取が「排便の回数を改善する」ことを報告しました。 1992年に石井らは、成人女性9名に食物 […]

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うつと食物繊維と便秘

2016年にMikiらが、日本人を対象にしてうつと食物繊維との関係を調べました。 1977人の社会人を対象として、果物と野菜由来の食物繊維を摂る人ほど、うつ症状が少ないことを報告されています。 穀物由来の食物繊維よりも、 […]

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Deep Nutrition

Shanahan先生のDeep Nutritionの内容の一部を抜粋します。良書です。 ■病気はランダムに発病するのではない。遺伝子が期待する食物が得られなかったことによって発病する。 最適な遺伝子発現を促進する栄養素を […]

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大便革命

辨野義己先生の「大便革命 腐敗から発酵へ」の一部を抜粋します。 ■ビフィズス菌や乳酸菌から、長寿菌(短鎖脂肪酸のひとつの酪酸を産生する酪酸産生菌)の流れに変化してきている。 ■日本の長寿地域では、野菜(さつまいも、豆、き […]

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大便通

辨野義己先生の「大便通 知っているようで知らない大腸・辨・腸内細菌」の一部を抜粋します。 ■大腸では発酵か腐敗かのどちらかが起きる。 発酵を促すのが善玉菌で、腐敗を促すのが悪玉菌。 オナラが臭いのは悪玉菌による腐敗が原因 […]

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人の健康は腸内細菌で決まる

光岡知足先生の「人の健康は腸内細菌で決まる」から一部を抜粋します。 ■発酵と腐敗はよく似ているが、どちらも微生物が関与して、糖が分解するのが発酵で、タンパク質が分解するのが腐敗である。腐敗では、アンモニア、アミン、インド […]

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あなたの体は9割が細菌

アランナ・コリン先生の「あなたの体は9割が細菌」の内容の一部を抜粋します。 ■消化管には、100兆の微生物が存在し、その種類は4000種類になる。 ヒトの遺伝子の数は、小麦やマウスと大差なく、2万1000個程度であるが、 […]

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自閉症への糞便移植治療〜背景となる論文

■自閉症症状を一時的ではあるが改善する効果があるという論文。 2000年にSandlerらの報告があります。 児童へ抗生物質投与後に、慢性下痢が続き、自閉症症状が目立ってくることがあることが知られています。 この典型例の […]

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自閉症児への糞便移植治療〜2年後

2019年にKangらの第2報で2年後の報告が出ました。 CARSは児童において、行動の観察によって、自閉症児を鑑別評価するための尺度です。 カットオフは25点と言われています。 SRSは自閉症症状を保護者から見た評価点 […]

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自閉症児への糞便移植治療

2017年に自閉症児に腸内フローラ移植が有効であったというKangらの報告があります。 18 人の胃腸症状 のある ASD 児に対して、2週間の抗生物質による腸内浄化ののちに、便の腸内細菌移植(主に経口投与)を行ったとこ […]

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