2019年12月

栄養
自閉症児への糞便移植治療〜2年後

2019年にKangらの第2報で2年後の報告が出ました。 CARSは児童において、行動の観察によって、自閉症児を鑑別評価するための尺度です。 カットオフは25点と言われています。 SRSは自閉症症状を保護者から見た評価点 […]

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自閉症児への糞便移植治療

2017年に自閉症児に腸内フローラ移植が有効であったというKangらの報告があります。 18 人の胃腸症状 のある ASD 児に対して、2週間の抗生物質による腸内浄化ののちに、便の腸内細菌移植(主に経口投与)を行ったとこ […]

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Autism:Beyond the Basics

ウイリアム・ショー博士の新作(2010年)です。内容の一部を抜粋します。 ■自閉症と低コレステロール血症。 SLOS(スミス・レムリ・オピッツ症候群)は、コレステロールの最終合成段階の酵素の遺伝的な欠損により、重篤な低コ […]

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自閉症と広汎性発達障害の生物学的治療法

ウイリアム・ショー博士が書かれた本です。日本語にも翻訳されています。 世界中で行われている尿有機酸検査の開発者です。内容の一部を抜粋します。 ■乳児期の耳の感染症に対して使用した抗生物質が、その後の腸カンジダ症に繋がる。 […]

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自閉症と腸内細菌叢

自閉症児には、胃腸障害が多いことが知られています。 これまでの報告をまとめると合併率は、9〜91%と幅があります。 2013年にAngelisらは、自閉症児の腸内細菌叢のdysbiosisを報告し、さらに2015年に自閉 […]

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大腸癌と食事

大腸癌と食事との関係性について、危険因子と予防因子があります。 赤身肉については、15のコホート研究(7367 例)にて、1.28 倍、加工肉については14の症例対照研究(7903 例)にて、1.20倍発癌リスクを高める […]

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腸内フローラと食事

食事によって、腸内フローラが短期間で大きく変化することが報告されています。 食事療法は、人間の腸内細菌叢を迅速かつ再現性よく変化させ、完全に動物または植物製品で構成される食事の短期間(5日間)の消費が微生物群集構造を変化 […]

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ヨーグルトの問題

ヨーグルトなどの発酵食品やプロバイオティクスのサプリは、その人に効く効かないかがはっきりしています。 これらのプロバイオティクスは、腸内フローラに対して直接的な効果はなく、バイオジェニックスを介して間接的に作用を発揮しま […]

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ヨーグルトより食物繊維

先日放送されたNHKのためしてガッテンで、ヨーグルトを食べた効果は一時的なものに過ぎず、ヨーグルトを摂取している間は一時的に菌が増えるが、やめると消失してしまうと言われていました。 最終的には、腸内細菌を改善するには多種 […]

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